こんにちは。たぬき連メンバーの二松亭ちゃん平です。
満福亭ゆ乃月(まんぷくていゆのづき)さん。ざっくり紹介しますと……、

文楽が好きで、
漢方薬に詳しくて、
洋服がお洒落で、
以前はエッセイも書いたり、
中華圏のスターが好きで香港まで行ったりして、
日舞を習い始めて9年。
宝塚在住なんですが、鹿と猪が出たり、時には熊も出るとか。
ご自宅の隣の竹藪には、モリアオガエルの卵が。

モリアオガエルはこんなのです。

タマムシを手に乗っけちゃったり、

要するに、田舎にお住まいなのですね(^^)
猫も飼ってますよ~。

そうそう、裁縫もやってます。自作の帯です。

多才な方でございますよ。
年賀状の写真が本気で笑わせに来ます。正月楽しみです!

で、今回は落語です。ECC落語教室で林家染雀師に教わっているそうです。
え~、ここまでは他人事のように書いてきましたが、ここからは私の個人的な感想です。
私がゆ乃月さんの高座を初めてお聴きしたのは2011年3月26日。東日本大震災からわずか二週間後、都内の江東区で行われた寄席でした。
『江戸荒物』
震災から間もないこともあって、演者もお客様もいろんな感情が入り混じっていたのですが、そんなモヤモヤを吹き飛ばす明るい高座でした。とにかく、明るかったです。そりゃあ高座で明るい人はいくらでもいますよ。「高座で陰気な顔してどないすんねん」って言うんでしょ。でもね、あのときはゆ乃月さんの明るさがほんと素敵でした。その明るさに救われました。
次に拝見したのは4か月後栃木県鹿沼市。
『初天神』
社会人落語のチャリティー寄席に、またもや宝塚からお越しになったのです。このときは客席でしっかりと拝見しました。凧をあげてました。鹿沼市文化センター(キャパ400)の広いホールで、凧をあげてました。その仕草に惚れ惚れしました。
持ち前の明るさに、稽古に裏付けされた技術が加わると、こんなにも格好良くなるんだと感銘を受けたことを昨日のように覚えています。
すっかり、ゆ乃月さんのファンになった私。三回目は2012年3月。
『眼鏡屋盗人』
そのとき書き残したメモです(そのまま)
マクラ、お客さんの心をガッチリつかむ いい雰囲気
他愛もない話 でも、みんな、ゆ乃さんのファンになる
大きな会場で映える! オモシロイ!! もう一回聴きたい
江戸ではだれがやる?四回目は『子は鎹』
そのとき書き残したメモです(そのまま)
所作 綺麗
ひとつ ひとつの手振りをきちんと きちんと意識 すごい
泣きそう お客さん泣きそう 俺も泣く 見られたか
でも 笑える 泣きそう でも 笑える すばらしい!!!
かすがい 漢字 書けない 中トリでよかった その後も何度か高座を拝見しております。全部の感想書きたいのですが、キリがないので(笑)毎回毎回新鮮な驚きを与えてくれます。最近では、『つる』がとても艶やかでドキドキしました(^_-)-☆
ゆ乃月さんは、落語に対して取り組む姿勢がとても誠実で、一つひとつの噺に対してテーマをもって取り組んでいます。それと、高座の自分がどう見られているのか?という客観的な視点をお持ちのようで、いつもお客様と良い感じでキャッチボールされています。ご自分の魅力を知ってか知らずか「見せ方」「魅せ方」が上手だなぁと思います。
べた褒めしてますねw だって、ファンですから(^^♪


8月4日、楽しみです。この日は落語だけでなく、日本舞踊9年の実力発揮!「後ろ面」を披露します!これぞ「芸」でございますよ。
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