fc2ブログ

記事一覧

8/4「吠える浪花の落語会」演者紹介②さくらさん

20190626083312d39.jpeg


地球上、たぶんどこでもそうだが、女性というのは大声早口で良くしゃべり、ハイテンションかと思ったら涙ぐみ、いつまでも乙女だったりする訳で、まったく油断がならないけどとめどなく心許せる存在なのだが、特にこの社会人落語の世界にはそういうミューズ(手を洗う石鹸ではない)がごまんといて、そのかしましさといったらミュートにするか非通知にしたいくらい。面白いからしないけど。ほんとは時々してるけど。
で、そういう女性を絵に描いてください、と道行く人100人にスケッチブックを渡したら、たぶん4割くらいは今回ご紹介する、大川亭さくらさんをイメージする人物を描きそうな気がする。

201906260832571d2.jpeg


前置きが長くなったが大川亭さくらさんというのはつまりそういう人で、関西人は喋ってるだけで漫才みたいだと他府県の人から言われるがまさにそんな感じの人で、小さい体に大きいエンジンを積んでいる、車に例えたらおしゃれなローバーミニにふそう20tトラックのエンジンを積んだような人である。初めてお会いした時、会う前はてっきり吉本新喜劇の舞台の人みたいな絵に描いたようなコッテコテの、典型的という意味では宇宙人に例えたら頭でかくて手足ヒョロヒョロみたいな(例えおかしい)、関西人の標本みたいな人がやってくるのかと思っていたら意外とちゃんとしたご婦人で(怒られるでしまいに)、なんかハイソな感じもして私は敬語で話すことにした(普通そうする)。しかも本業ではラジオのパーソナリティもつとめられているとのことで、その場でアドリブでしゃべっている言葉も、センテンス毎のまとまりがすごいなあと少し喋っただけで分かり、いっぺんにファンになってしまった。決してその時おいしいお菓子をお土産にくれはったから言うている訳ではない。

今や本業よりも入れ込んでいるという素人落語は、2017年の女性落語の大会「ちりとてちん杯」で優勝する腕前、今回の「吠える浪花の落語会」ではトリを務められる。オリンピックの種目に落語があったら多分出てる人です。絶対に面白いと思うので、僕は行けたら行こうと思う(絶対行きます。ていうかスタッフです)。特に関東ではまだまだ見られる機会が少ないので、是非足を運んでいただけることを、希望、します(最後だけロイヤルな感じで)。

文責 関大亭豆蔵

20190626083230745.jpeg


20190608140218c58.jpg
20190608140219d5f.jpg
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

たぬき連

Author:たぬき連
社会人落語グループ「たぬき連」です。定期公演「吠える狸の落語会」を自由が丘地区で開催してます。